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二十間道路桜並木樹勢回復事業

関連するSDGs目標

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  • 陸の豊かさを守ろう

概要

このプロジェクトは内閣府のこちらのページをもとに作成しているため、プロジェクトの詳細内容が更新されている内容と異なる場合がございます。自治体のご担当者の方で情報更新等ございましたらこちらのフォームよりご連絡ください
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地域再生計画の目標

4-1地域の現状

本町は、平成18年3月31日に2町が合併して誕生した町で、北海道の南に位置し、面積は1,147.55k㎡と全国の町村の中で4番目の広さを誇っている。気候は、北東に広大な峰々が連なる日高山脈を背負い、南西は雄大な太平洋に面しているため海洋性気候を特徴とし、夏は涼しく、冬は暖かいという北海道内でも比較的温暖な気候である。また、本町は、サラブレットの生産地として全国に知られサラブレットの生産頭数は日本一であり、毎年5月から10月まで競走馬のセリが開催される「日本軽種馬協会北海道市場」は年間上場頭数2,000頭をゆうに超え、東洋一の市場規模を誇っている。また、桜のまちとしても知られ、約3千本の桜が直線7㎞に渡って咲き誇る「二十間道路桜並木」は、「日本の道百選」や「北海道遺産」などに選ばれ国内屈指の桜の名所として親しまれており、毎年4月下旬から5月上旬にかけて開催される「しずない桜まつり」には、道内外から10万人を超える花見客が訪れており、本町にとって重要な観光資源となっている。

4-2地域の課題

平成18年3月31日の合併時の人口は27,378人であったが、平成28年3月末には23,440人(対平成17年度比約15%減少)と人口減少が進行しており、国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば、今後も人口減少は続き、平成52年には約16,000人(対平成17年度比約32%減少)になるものと推計されている。人口減少の最大の要因は若年層の流出にあり、今後も相当数の若者が都市部へ流出することが見込まれる。若年層の流出の要因としては、特に高校卒業者の就職先、都市部への進学後におけるUターン就職先が不足していることが挙げられ、若者が生涯を通じて生計を立てていくことのできる新たな雇用機会を創出していくことが重要な要素となっている。そのためには、町内事業者が新たな従業員を雇い入れることができるような状況を創りだしていかなければならず、地域内消費を拡大し町内事業者が安定的に収益を上げていくことが不可欠であり、その実現には町民への消費喚起はもちろんのこと、観光客などの交流人口を町内に呼び込み外貨を獲得していくことが必要となっている。

4-3目標

新しい人の流れをつくり交流人口を呼び込むためには、毎年10万人を超える花見客が訪れる、本町にとって極めて重要な観光資源である「二十間道路桜並木」を充実させることが必要である。しかし、この桜並木は明治36年に「新冠御料牧場」(現・独立行政法人家畜改良センター新冠牧場)を視察する皇族方の行啓道路として造成され、幅二〇間(36m)、延長7㎞の長さを誇り、大正5年から3年の歳月をかけ、道路の両側に近隣の山々からエゾヤマザクラを移植したもので、桜並木の殆どは樹齢100年を超えるものとなっている。そのため、近年では強風、雪害による倒木、害虫被害、天狗巣病やさくら類こぶ病などの病気も拡大しており、年々桜の本数が減少している状況にあるため、老木の維持、新たな若い桜への更新などの整備が必要となっている。

本計画は、本町にとって極めて重要な観光資源となっている「二十間道路桜並木」の保全、整備を着実に継続し後世に継承するとともに、適時新植し、新たな桜の見どころをつくり、観光資源としての価値を高めることにより、新たな人の流れをつくり出し、交流人口、入込客数の増加に繋げることを目標とする。

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