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東北町まち・ひと・しごと創生推進計画

関連するSDGs目標

  • 住み続けられるまちづくりを
  • 陸の豊かさを守ろう

概要

このプロジェクトは内閣府のこちらのページをもとに作成しているため、プロジェクトの詳細内容が更新されている内容と異なる場合がございます。自治体のご担当者の方で情報更新等ございましたらこちらのフォームよりご連絡ください
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地域再生計画の目標

東北町は、2005年に旧上北町と旧東北町が合併し、誕生した町である。東北町の人口は、合併当時の国勢調査(2005年)での20,016人を最大として、以降逓減の一途を辿り、2020年1月末の住民基本台帳では17,426人となっている。国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、2040年には11,894人まで減少するとされている。このように、本町の総人口は、長期にわたり減少を続けている。年齢構成をみると、年少人口と生産年齢人口が減少する一方で、老年人口は急激な増加を続けており、2015年の高齢化率は33.8%に達している。また、老年人口の中でも、特に後期高齢者人口の増加が顕著になっている。自然増減をみると、概ね死亡数が出生数を上回る自然減で推移してきているが、その度合いを徐々に大きくしている。1994年と1997年には自然増を記録(1994年+14人、1997年+9人)したが、2010年以降は100人以上の自然減を続けており、2018年には175人の自然減となっている。合計特殊出生率は、国や県よりも高い数値となっているが、人口置換水準には届いておらず、また、15~49歳女性の人口が減少していることもあって、出生数の増加に結びついていない。少子化、高齢化が、数の減少、死亡数の増加という形で表れ、自然減を進行させていると考えられる。

社会増減については、転入数も、転出数と同様に減少傾向にある中で、転出数が転入数を上回っており、概ね社会減で推移している(2018年▲54人)。県内では隣接する十和田市、三沢市、八戸市との間で、県外では東京都との間で、それぞれ人口移動が多くなっている。長期的動向を年齢別にみると、男女ともに10歳台が大幅な転出超過となっており、高等学校等の卒業時に人口が流出していることが考えられる。人口減少は、その過程において必然的に少子高齢化を伴い、次のように地域経済や医療、教育など様々な分野において影響を及ぼす。

◆地域経済への影響

生産年齢人口の減少に伴い就業者数が減少し、生産性が停滞した状態が続くことで、地域経済がマイナス成長に陥り、経済規模が縮小することが見込まれる。経済規模の縮小によって労働市場が縮小し、労働力人口が流出すれば、ますます就業者数が減少してさらなる経済の縮小につながる「縮小スパイラル」に陥るリスクがある。また、農業の後継者不足による耕作放棄地や休耕地の増加、担い手不足による企業の廃業や撤退のもたらす産業の停滞・衰退といった問題も想定される。

◆地域社会への影響

地域経済の縮小により消費が減少し、商店や医療施設の経営に支障をきたすことで、日常の買物や医療など町民の生活に不可欠な生活サービスの確保が問題となる。また、税収の減少や建設事業者の衰退により公共施設やインフラの整備・維持が難しくなる。さらには、構成員の不足により地域の防災組織が機能しなくなるほか、防災拠点となる施設の不足や不備等が生じ、町民の安全確保が困難になることが想定される。そして、様々な要因が積み重なり、地域社会の活力が低下していく可能性がある。

◆教育・地域文化への影響

学級数や1クラスあたりの児童・生徒数が減ることで、子どもたちが切磋琢磨

する機会が減少したり、集団学習の実施に制約が生じたりするなど、教育活動の

質の維持が困難となる。さらに、地域の伝統行事や祭りなどの担い手が減少する

ことにより、地域文化が衰退していくことが想定される。

◆公共交通機関への影響

高齢者の増加により公共交通機関の重要性は大きくなるが、利用者数の減少が公共交通機関の経営効率を低下させることになり、地域の移動手段の維持・確保が困難になる。

◆社会保障費への影響

急速な少子高齢化の進行により、年金、医療、介護等の社会保障費に係る将来の財政負担がますます大きくなり、家計や企業の経済活動に大きな影響を与える。それを見越した制度の持続可能性の確保や世代間の不公平の是正が求められる。自然減と社会減で推移する本町の人口減少問題は、地域経済や地域社会、地域住民の生活に大きな影響を与える極めて深刻な課題といえ、その克服には、町全体が一丸となって取り組んでいくことが重要である。これらの課題に対応し、人口の社会減と自然減に歯止めをかけるため、次の1から4の基本目標を掲げ、人口減少に歯止めをかけることを最重要課題として設定するとともに「『定住環境』をさらに高める。」、「『新たな活力』を生み出す。」、「『みんな』でともに働く。」を基本理念として掲げ、「笑顔・元気・活力あふれ未来に羽ばたくとうほくまち」という将来像を定め、将来にわたって魅力と活力ある東北町をつくり上げていくことを目指します。

・基本目標1まちの強みを生かした魅力ある仕事づくり

・基本目標2若者が定着・還流する、住みたくなるまちづくり

・基本目標3出産・子育て支援と人財の育成

・基本目標4みんないきいき、健康長寿・スポーツのまちづくり

 

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