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第2期鹿角市まち・ひと・しごと創生推進計画

関連するSDGs目標

  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 住み続けられるまちづくりを
  • 陸の豊かさを守ろう

概要

このプロジェクトは内閣府のこちらのページをもとに作成しているため、プロジェクトの詳細内容が更新されている内容と異なる場合がございます。自治体のご担当者の方で情報更新等ございましたらこちらのフォームよりご連絡ください
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地域再生計画の目標

【地域の現状と課題】

鹿角市は、北東北3県のほぼ中央に位置しており、昭和47年4月に花輪町、十和田町、尾去沢町、八幡平村が合併し誕生した。総面積707.52k㎡を有し、東西の長さは約20.1km、南北は約52.3kmに及んでいる。十和田八幡平国立公園を擁し、数多くの温泉や文化財による観光地としての魅力を有する中で、近年では、名僧行基とともに下向した楽人の舞により里人に伝承されて以来1,300年の歴史を有する「大日堂舞楽(ユネスコ無形文化遺産)」、古くから地域の信仰を集める幸稲荷神社の祭礼として、10町内が笛、太鼓、三味線、鉦によってお囃子を奉納する「花輪ばやし(花輪祭の屋台行事)(ユネスコ無形文化遺産)」、「風流踊」の一つとしてユネスコ無形文化遺産登録を目指す「毛馬内の盆踊」、そして、北海道・北東北の縄文遺跡群として世界文化遺産登録の勧告を受けた「大湯環状列石」など、国内外から高い評価を受けている文化財を生かした観光のまちづくりを推進している。一方で本市の人口は、昭和30年の60,475人をピークに、国内最大級の銅の産出量を誇った尾去沢鉱山の閉山によって急激に減少した。高度経済成長期やバブル経済期には職を求めて首都圏等に流出が進み、住民基本台帳によると令和3年5月1日時点では、29,483人となっている。国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、2030年には24,221人、2040年には19,422人まで減少するものと推計されている。

年齢3区分別人口の推移をみると、生産年齢人口(15歳~64歳)は、昭和40年まで増加したものの、昭和60年には3万人を割り、平成22年には2万人を割るなど減少傾向が続いており、平成27年には16,752人となっている。年少人口(0歳~14歳)をみると、昭和30年以降大きく減少しており、「団塊ジュニア世代」が誕生した昭和45年以後も増加に至ることはなく、平成7年には初めて老年人口(65歳以上)を下回り、平成27年には3,439人となっている。一方、老年人口は、団塊世代が順次老年期に入り、かつ、平均寿命が延びていることから増加を続け、平成27年には11,793人となっている。自然動態をみると、出生率の低下や母親世代人口の減少の影響から昭和63年には初めて出生数が死亡数を下回り、以降、自然減の拡大が続き、令和2年には出生数123人に対して死亡数542人となっている。(419人の自然減)社会動態をみると、平成8年に転入と転出の均衡が垣間見られたものの、一度もプラスに転ずることなく減少が続いており、令和2年には177人の社会減となっている。

自然減の拡大が続いていること及び一定の社会減が続いていることが本市の人口減少の主要因となっている。人口減少は労働供給量の不足を招き、生産額が減少することで地域経済に深刻な影響を及ぼすことが懸念される。そのため、人口の減少をできるだけ緩やかにするためには、転出抑制と移住促進により、社会減少を抑制していくとともに、結婚・出産・子育て支援の充実により、自然減少を抑制していくことが必要である。

【基本目標】

これらの課題に対応するため、若者世代の夢や希望を叶える新たな産業の創出と雇用の場の確保によって、就職のための転出抑制や、進学・就職等で市外へ出た若者が戻ってこられる地域づくりを進め、移住定住の更なる促進や誰もが活躍できる社会づくりを推進していくことで人口構造の若返りを図っていく。また、結婚・出産・子育ての希望が叶うよう、結婚を応援する地域づくりを進めるとともに、子育て支援の優位性を生かしたサポート体制の充実や、男女の働きやすい就業環境の形成など、新たな時代に対応した少子化対策を推進していく。なお、これらに取り組むにあたっては、次の事項を本計画期間における基本目標として掲げる。

・基本目標1未来を拓く稼ぐ力を高める地域づくり

・基本目標2未来を拓くつながりを築く新しい人の流れづくり

・基本目標3未来を拓く若い世代の希望をかなえる社会づくり

・基本目標4未来を拓く新たな時代に対応した魅力的な地域づくり

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