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人と人がつながりいきいきと輝くまちづくり計画

関連するSDGs目標

  • すべての人に健康と福祉を
  • 住み続けられるまちづくりを
  • 陸の豊かさを守ろう

概要

このプロジェクトは内閣府のこちらのページをもとに作成しているため、プロジェクトの詳細内容が更新されている内容と異なる場合がございます。自治体のご担当者の方で情報更新等ございましたらこちらのフォームよりご連絡ください
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地域再生計画の目標

4-1地域の状況

【地理的及び自然的特性】

本町は、滋賀県の東南部、鈴鹿山脈の西麓に位置し、東西14.5km、南北12.3km、総面積117.63㎢で、綿向山から発する日野川沿いの日野渓と竜王山から発する佐久良川沿いの桜谷に集落や耕地が分布し、米作を中心とした穀倉地帯を形成している。

【交通】

交通は、南北に国道307号が縦断し、東西には、国道477号が横断している。これらの主要道から、名神高速道路八日市ICや蒲生スマートICへ、また、新名神高速道路の信楽ICや土山ICにアクセスでき、車があれば比較的便利な場所に位置しているといえる。公共交通機関については、近江鉄道と近江バスがJRにアクセスするための手段となっている。

【文化的所産】

歴史的に深い文化がある。天智天皇の時代には、蒲生郡に百済国(現韓国)から多くの人が渡来し、その中心的人物である「鬼室集斯」を祀る神社が大字小野にある。また、鎌倉時代から戦国時代にかけては、蒲生氏によって統治され、現在の本町の市街は、大永3年(1513年)に蒲生氏が中野城(日野城)を築き、中心地の基盤が築かれた。その子孫、蒲生氏郷は、織田信長のもと、多くの戦いで活躍し、信長の娘(冬姫)と結婚した。その後、豊臣秀吉の時代には、伊勢松ヶ島(現三重県松坂市)へ、そして会津黒川(現福島県会津若松市)へと移封され、時の戦国大名と肩を並べるほどの大名となった。蒲生氏が去った後、江戸時代になると人々は特産の日野椀や薬を行商しながら全国に進出し、以後、日野商人の名で知られるようになった。日野商人たちの勤勉、質素、倹約の精神と、公共奉仕を大切にする気風は町に根付き、日野祭りをはじめとする伝統的な祭りともあいまって独特の生活文化を生み、日野町の大いなる発展の礎を与えてきた。現在も昔ながらの町並みがその面影を残している。また、現在日野の特産品となっている日野菜は、蒲生氏により中世に発見されたと伝えられている。

【人口】

本町の人口は、平成7年まで緩やかに増加し、その後平成22年までは横ばいを維持していたが、平成27年の国勢調査では、21,873人で5年前の国勢調査と比べて4.36%減少となった。14歳以下の年少人口については、5年前より0.3%減少し、高齢者人口は3.7%増加した。一方、世帯数は、平成2年の国勢調査の5,676世帯から、平成27年の国勢調査では7,728世帯と36.1%の増加となり、一世帯あたりの人数は平成2年の3.94人から平成27年には2.83人と大幅に減少し、核家族化が進んでいる。また、本町の生産年齢人口は、5年前より1,377人(9.7%)減少し、年齢3区分別人口比率も62.3%から58.7%と3.6%低くなり、地元事業所等においては人手不足が深刻化している。若者の地元定着を図るも、大学等への進学により流出が多く、UIJターンによる移住定住対策では補えない状況である。

【産業】

本町の産業構造の推移については、第1次産業の割合が減少し、第3次産業である小売業やサービス業の従事者の割合が増加している。工業では、工業団地の造成が着実に進み、優良な大企業の立地が進んでいる。経年推移をみても、従業員数、製造出荷額等は、増加傾向にある。一方、商業では、町全体として消費行動の変化、近隣市町への購買力の流出など、中心商店街をはじめとして「まちのにぎわい」や活力が低下してきており、経年推移をみても、商店数、従業員数、商品販売額ともに、平成14年以降減少傾向にある。

4-2地域の課題

本町の平成30年の人口動態をみると185人の人口減となっているが、うち自然減が132人、社会減53人となっている。社会減の傾向を見ると、20代後半の女性と30代前半の男女の転出が大半を占めており、地域への愛着心の醸成や働く場所づくり、子育てしやすい環境づくりが課題になってきている。また、30代前半の男性の転出が多い背景には、結婚後の居住地が課題となっていることが考えられ、定住できる宅地整備が必要である。また、地域によっては高齢化等により地域コミュニティの活力低下、もしくは近い将来、活動が成立しない地域も見られるようになってくることが考えられるため、防災や地域福祉の視点から、学区単位での地域運営の在り方の検討等、集落維持が喫緊の課題となってきている。

4-3課題を解決するための取組

【基本目標】

これらの課題に対応するため、本計画においては次の4つの基本目標を掲げ、人と人がつながり、顔の見える関係のもと、いきいきと輝きながら活発に、地域をよくするため自分たちで考え、自分たちで行動して安心して暮らせる地域をつくり、そのもとで地域のコミュニティや文化、産業をつくれるまちをつくる。また、地域内経済循環の活性化につながる、人をはじめ自然、歴史など地域の誇りと地域資源を活かすことにより、「ひと」・「まち」・「しごと」のつながりの好循環により持続発展可能なまちをつくる。

・基本目標1結婚・出産・子育ての希望をみんなで支えてかなえる

・基本目標2地域資源を活かし、地域経済の活力と暮らしを支える雇用をつくる

・基本目標3まちの魅力を活かし、交流を育み新しい人の流れをつくる

・基本目標4くらしやすい地域を育み、安心して住み続けられるまちをつくる

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