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笠岡市まち・ひと・しごと創生推進計画

関連するSDGs目標

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • 働きがいも経済成長も
  • 住み続けられるまちづくりを

概要

このプロジェクトは内閣府のこちらのページをもとに作成しているため、プロジェクトの詳細内容が更新されている内容と異なる場合がございます。自治体のご担当者の方で情報更新等ございましたらこちらのフォームよりご連絡ください
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地域再生計画の目標

【地域の現状・課題】

(地理的特性)

笠岡市は,自然環境的な要因として,①気候が温暖で災害が少ないこと,②海や島,山もあり,さらには笠岡湾干拓地の大規模圃場が創り出す雄大な農村景観を有すること,地理的な要因として,③倉敷市と福山市という人口40万人規模の都市に挟まれ,井笠3市2町(笠岡市・井原市・浅口市・里庄町・矢掛町)を加えた総人口100万人を超えるエリアのほぼ中央に位置しており,これらの市町と広域連携していること,④国道2号及び国道2号バイパスが市域を横断し,山陽自動車道の笠岡インターチェンジや山陽本線JR笠岡駅があって交通の便が良いことなどから,産業や観光等,あらゆる面で有利な立地条件にあると言える。

(産業)

農業では,水稲,果樹,野菜,花き,畜産など多様な農畜産物を生産しており,特に,笠岡湾干拓地は安全・安心でおいしい食材を生産する食料基地としての役割を果たしている。漁業では,潮流環境にも恵まれて魚介類の種類も豊富な好漁場が形成されており,古くから漁業活動が活発に行われている。観光・文化の面では,瀬戸内海国立公園内に風光明媚な笠岡諸島を有しており,夏には海水浴場として多くの海水浴客で賑わう。笠岡湾干拓地には,周囲を四季折々の花々で彩る道の駅「笠岡ベイファーム」があり,観光拠点となっている。また,かさおか太陽の広場,かさおか古代の丘スポーツ公園,

笠岡総合スポーツ公園など,大型の都市公園も充実している。さらに,世界に一つしかないカブトガニ博物館や文化勲章受章の日本画家・小野竹喬の画業を伝える竹喬美術館など,誇れる文化施設を有している。

(人口)

直近8か年の人口動態によると,自然動態(出生・死亡)は出生の減少と死亡の増加が顕著となっており,特に2011年度の自然動態増減数は過去最大の△468人で,その後も毎年400人超のマイナスとなっている。一方,過去15年間の社会動態(転入・転出)を5年ごとに区切ってみると,2003年度から2007年度は△1,434人,2008年度から2012年度は△1,425人,2013年度から2017年度は△1,249人と,直近の5年間が最も少なく,転入数の減よりも転出数の減少幅が大きいことから,社会動態はある程度改善が見られる。その中で,2015年度から2017年度にかけての生産年齢前期層(15~39歳)の異動人口をみると,3か年で約900人の転出超過で,さらに女性の方が男性よりも多い状況にある。また,当初の予測では社会動態のマイナス幅を縮小すれば自然動態にプラスの影響が出るであろう,すなわち出生数が増加するであろうと見込んでいたが,出生数は減少を続けて,人口減少に歯止めがかからない状況にある。2016年時点において,1人の女性が一生に生む子どもの平均数である合計特殊出生率は,笠岡市では1.41となっており,国の1.44,県の1.56を下回っている。

近年の笠岡市における人口減少の要因となっている「出生率の低下・出生数の減少」や「若者の市外への流出」などが今後も改善されなかった場合における笠岡市の人口予測は,日本創成会議の試算によると,2040年には約2万人減の34,000人程度,2060年には約3万2千人減の22,000人程度になるとされている。この試算は,人口ピラミッドにおいて,現在の逆三角形に近い形がやがて縮小し,人口減少の一途をたどっていくという論理によるものである。人口減少がこのまま進行すると、地域コミュニティの維持が困難になるなどの影響を与え,さらに,市民生活の活力の低下を招くばかりでなく,

地域経済や財政にも大きな影響を及ぼし,地域の存立基盤に関わる深刻な問題となることが懸念される。

【目標】

「笠岡市人口ビジョン」では,人口が定常状態となる水準として,①婚姻率の1割上昇,②合計特殊出生率を,婚姻率の上昇分と合わせて2041年に2.09を達成し,③社会動態の減少が2019年に終結し,2020年以降社会増に転じ,2044年以降毎年50人の社会増になるよう年次的に上昇する方針で施策を展開していくことにより,2060年には約35,000人程度を確保し,長期的には32,000人程度で安定していくことを目指している。上記の課題に対応するため,笠岡市は,笠岡市民と一丸となって,笠岡市の強みを活かした取組や若者,特に女性の意見を尊重した取組に加え,これまでに力を入れて取り組んできた定住促進や産業振興などの施策を,「対策は早ければ早いほど効果がある」,「若者や女性が活躍できる社会を作ること」という基本姿勢のもと,次の事項を本計画期間における基本目標として掲げ,早急に実行に移し,人口減少に歯止めをかけるとともに,人口ピラミッドの下層を広げていくことにより,総人口は減少しても,社会が維持できるような望ましい人口構成を目指すこととする。

・基本目標ア新しいしごと・安定した雇用を創出する

・基本目標イ笠岡への新しいひとの流れをつくる

・基本目標ウ若い世代の結婚・妊娠・出産・子育ての希望をかなえる

・基本目標エ子どもが健やかに育つ教育環境をつくる

・基本目標オ時代に合った特色ある地域をつくり,地域と地域の連携をすすめる

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