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福山城築城400年~城のあるまち福のまちプロジェクト~

関連するSDGs目標

  • 住み続けられるまちづくりを
  • 陸の豊かさを守ろう

概要

このプロジェクトは内閣府のこちらのページをもとに作成しているため、プロジェクトの詳細内容が更新されている内容と異なる場合がございます。自治体のご担当者の方で情報更新等ございましたらこちらのフォームよりご連絡ください
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地域再生計画の目標

地域の現状

本市では,20代~30代の人口の転出超過が続いている。とりわけ,20代後半から30代前半の転入数が減少傾向にあり,市外から生産年齢人口を呼び込む力が低下している。また,福山のみならず,備後圏域の玄関口である福山駅周辺の流動客数は,2008年の調査から10年で85%程度に落ち込んでいる。その駅前に位置し,日本一駅から天守閣が近い城として知られている福山城は,2022年に築城400年を迎える。これを契機に,福山城をはじめとした歴史・文化資源を核とした地域活性化をめざし,福山城の歴史,城を中心に発展してきた都市や先人の歩みを振り返る,築城400年記念事業に取り組んでいるところである。福山城は,1619年に水野勝成が西国鎮護のため入封し,3年の歳月をかけて築城された。福山藩10万石の城としては破格の規模で築かれ,天守閣のほかに,多数の三重櫓が周囲を固める威容を誇っている。これは西国に居並ぶ有力外様大名に対する幕府の監察官として,威厳を示すためのものであった。そのたたずまいは,住民に強い一体感と結束力を与え,藩主水野勝成のカリスマ性ともあいまって,福山における文化の揺籃を支えた。

福山城の天守閣は1945年の空襲で消失したが,1966年に市民の寄附などにより現在の形に再建され,今も市の象徴となっている。この築城400年を機会に,歴史・文化資源等の価値を再認識し,市民の誇りとして磨き上げるなかで福山駅と一体となった福山城の空間全体の魅力を向上することができる。また,歴代藩主によって奨励された能や書道,茶道などの文化は,市民生活に深く根付いており,地域の産業振興のため奨励された,い草や綿花の栽培は,畳表や備後絣といった名産品として地域を支えてきた。今も,400年の年月により培われてきた備後絣の技術や知識は,繊維産業へと受け継がれ,中でもデニムは地域を代表する産品として国内外から高い評価を受けている。

地域の課題

上記に記載のとおり,本市の玄関口である福山駅周辺の流動客数の減少と若者の転出による人口減少が進んでいる。また,以前は商業の中心として賑わっていた駅前から,買い物や余暇を楽しむ場の減少も進んでいる。将来的にもこうした状況が続くと,本市の魅力や活力が失われ,ひいては地域経済の衰退が危惧される。

目標

【概要】

地域の課題に記載した課題に対応するため,福山城をはじめとした歴史・文化資源が,幅広い世代が楽しめる魅力の高い観光資源となるように,福山城やその周辺を整備して価値の向上や魅力発信に取り組む。また,福山城を中心とした歴史・文化に関連する講演会の開催や,福山城及び周辺文化施設での企画展を実施する。福山城築城400年という歴史・文化資源を再認識する機会に,これらハードとソフトの両事業を一体的に実施することで,観光客数をはじめとした交流人口の拡大,ひいては地域経済の活性化を目標とする。

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