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関連するSDGs目標

  • 安全な水とトイレを世界中に
  • 働きがいも経済成長も
  • 住み続けられるまちづくりを
  • 陸の豊かさも守ろう

概要

このプロジェクトは内閣府のこちらのページをもとに作成しているため、プロジェクトの詳細内容が更新されている内容と異なる場合がございます。自治体のご担当者の方で情報更新等ございましたらこちらのフォームよりご連絡ください
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地域再生計画の目標

南阿蘇村は、阿蘇くじゅう国立公園の阿蘇カルデラの南山麓に位置する村であり、村の面積に占める割合は森林19%、原野17%、農地21%となっている。また、名水百選の白川水源をはじめ11の良質な水源からなる南阿蘇湧水群や一級河川の白川が村中央を東西に流れており、「水の生まれる郷」が村のキャッチコピーであるとおり自然環境豊かで風光明媚な場所である。現在、南阿蘇エリアは豊かな自然環境を活かした観光地として認知され、農業と観光を基幹産業とし、互いに連携した取り組みが進んでいる。

本村では、第二次世界大戦後から1950年代にかけて人口が増加し、1955年に人口のピーク(16,572人)を迎えたが、その後の1960年(16,485人)から1970年(13,087人)の高度経済成長期にかけて人口が急激に減少した。1970年代の安定成長期にいったん人口の微増があるものの、1990年代以降は一貫して人口減少が続いており、国勢調査によると2015年には11,503人、住民基本台帳によると2021年3月末には10,325人となっている。また、国立社会保障・人口問題研究所によると2045年の人口は8,225人まで減少されると推計される。年齢階層別(三区分)にみると、年少人口は1960年(6,170人)をピークとして急激に減少し、1990年には老年人口を下回るようになり、2015年には1,222人となっている。

一方で老年人口は1930年(857人)が最も低く、その後一貫して上昇を続け、2015年には4,007人(高齢化率34.8%)となっている。また、生産年齢人口は1955年(9,658人)をピークに微減微増を繰り返しながら1985年までは一定水準を維持していたが、その後減少を続けており、2015年には6,274人となっている。このまま生産年齢人口の減少が続けば、2040年には生産年齢人口が老年人口を下回ると予測される。本村の出生数は1985年の180人をピークに1995年まで大きく減少を続け、その後は穏やかに減少し、近年では70人~80人前後で推移していたが、熊本地震後の2016年(2016年1月1日~12月31日)の統計は、60人台にまで減少している。また、合計特殊出生率は、現在は1.34(2016年数値)で、全国平均値の1.44、熊本県平均値の1.66をともに下回っており、減少傾向にある。

自然動態をみると、1990年代後半からは死亡数が出生数を上回る「自然減」の状態になっており、2021年3月末には89人の自然減となっている。社会動態をみると、1990年代後半以後、社会増の動きが見られる。これは村として移住定住促進策を講じたためと考えられる。2016年の熊本地震により、社会減が大きくなっているが、再び転入の動きがみられ復興の兆しがみられ、2021年3月末には67人の社会増となっている。

熊本地震の影響が反映される最新の2020年国勢調査では、1万人を下回る速報値が予想され、これまでの人口推計値よりも速いスピードで人口減少が進むことから、これまで以上の人口減少対策が必要であることに加え、本村の基幹産業である農業において、就業者の高齢化と担い手不足が大きな課題となっている。また、もう一つの基幹産業である観光業と農業の連携を強化するため、6次産業化などを推進し新たな就業の場の確保を創出することが、少子化対策、また人口減少対策にもつながるものと考える。また、熊本地震後の主要インフラ復旧はほぼ完了したが、これからは被害が大きく人口が減少した集落の再生、また観光業の再生など、ソフト面での創造的復興も課題として挙げられる。

これらの地域の課題に対応するため、本計画において、次の事項を目標に掲げる。

・基本目標1「地域産業の発展を支え、魅力ある雇用をつくる」

・基本目標2「南阿蘇地域への誘客の流れをつくり人の流出を抑止する」

・基本目標3「子育て世代に選ばれる地域をつくる」

・基本目標4「愛着を持ち安全で安心な暮らしができる地域をつくる」

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