1. TOP
  2. プロジェクト一覧
  3. 未来みやざき創造プラン推進計画

関連するSDGs目標

  • 質の高い教育をみんなに
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 陸の豊かさを守ろう

概要

このプロジェクトは内閣府のこちらのページをもとに作成しているため、プロジェクトの詳細内容が更新されている内容と異なる場合がございます。自治体のご担当者の方で情報更新等ございましたらこちらのフォームよりご連絡ください
お問合せフォーム

地域再生計画の目標

本県では、以下のとおり重点施策を掲げ、分野ごとに現状と課題を捉え、それぞれの課題解決に向け取り組んで行く。

(1)人口問題対応

現状と課題

我が国の人口は、平成20年(2008年)をピークに減少に転じていますが、本県では、平成8年(1996年)をピークに全国よりも早く人口が減少し始めています。自然動態では、平成29年(2017年)の合計特殊出生率が1.73と全国2位の高水準にあるものの、出産する女性数そのものの減少や、未婚化・晩婚化等を背景に出生数は減少傾向にあります。また、市町村の中には高齢者も減少に転じているところも出てきており、自然減は今後拡大することが見込まれます。社会動態では、就学・就業時に当たる15~24歳の若年層の県外流出による社会減が続いています。

このような状況が続けば、人口減少がますます拡大し、地域経済や産業の活力が低下し、将来的に地域の維持が困難となることが懸念されます。このため、人口減少の抑制とともに、本県の未来を支える人財の育成を図りながら、人口減少が進む中にあっても活力が維持される地域づくりを進めていく必要があります。

取組方針

○県内で学び働く場所の魅力向上や、企業情報がしっかりと若者や保護者等に届く仕組みづくりなどにより、若者の県内定着を図るとともに、移住・定住の促進を通じた社会減の抑制や交流人口の拡大等に取り組みます。

○産学金労官言が連携し、教育機関におけるキャリア教育や就業後の人財育成プログラムの充実、関係機関のネットワーク強化等に取り組み、地域経済を支える産業人財や暮らしを支える地域人財の育成・確保を図ります。

○広域的な地域連携や住民主体による地域課題の解決を促し、地域における暮らしに必要な機能の確保に努めるとともに、特に人口減少の著しい中山間地域の振興に取り組みます。

○学校・家庭・地域が一体となった教育を推進し、基礎学力はもとより、地域への愛着やグローバルな視点を持ち、大きな時代の変化にも柔軟に適応できる本県の未来を担う子どもたちを育成します。

○関係機関が連携し、ライフデザイン教育や結婚支援、地域における子育て支援体制の整備、ワーク・ライフ・バランスの向上など、ライフステージに応じた切れ目のない支援により、合計特殊出生率の向上に向けた環境づくりを進めます。

(2)産業成長・経済活性化

現状と課題

本格的な少子高齢化の進行やグローバル化による国際競争の激化などを背景として、労働力人口の減少や経済活動の縮小等が懸念されており、本県の強みである農林水産業をはじめ、経済活動の大部分を占める中小企業や小規模事業者等においても、その取り巻く環境は引き続き厳しい状況にあります。しかしながら、一方では、交通・物流インフラの着実な整備の進展、本県の特性を生かした成長産業の育成、産学金労官言が連携した人財育成など、本県にはこれまでの取組により、新たな成長につながる成果が生まれつつあります。今後は、ICT等をはじめとする技術革新や更なるグローバル化の進展にも対応しながら、こうした流れを確実に軌道に乗せ、外貨を獲得するとともに、経済や資源の域内循環を促し、雇用を生み、人口減少下にあっても持続可能な産業構造を構築していく必要があります。

取組方針

○産学金労官や産業間の連携のもと、フードビジネス等の成長産業の更なる振興を図るとともに、付加価値の高い新たな成長産業の創出や、先端技術を活用した新技術・新商品の開発、世界市場への展開等を支援します。

○本県の強みである農林水産業の成長産業化に向けて、多様な担い手・経営体の育成・確保に取り組むとともに、ICT等を活用した生産性向上や省力化、資源の集約・集積等による持続可能な生産システムの構築、物流・販売力の強化を図ります。

○地域経済をけん引する中核企業の育成、中小企業・小規模事業者を対象とした円滑な事業継承や企業・創業に向けた支援、「みやざき元気!“地産地消”推進県民運動」の展開などを図ることにより、付加価値を高めながら将来にわたって地域経済を支える企業・産業の育成を図ります。

○資源・エネルギーの循環促進と低炭素社会の実現に向けて、本県の地域資源を生かした再生可能エネルギーの導入促進、温室効果ガスの排出量削減や食品廃棄物の排出抑制、環境保全や生物多様性の確保などに取り組みます。

○高速道路網等の道路ネットワークの整備や港湾機能の強化と利活用、航空路線の充実や長距離フェリー航路の安定的な維持、鉄道・バス等の地域交通の維持・充実などを通じて、本県産業や観光等を支える交通・物流ネットワークの強化を図ります。

(3)観光・スポーツ・文化振興

現状と課題

我が国では、ラグビーワールドカップ2019や東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会などが続くゴールデン・スポーツイヤーズに向けて、訪日外国人観光客の増加が見込まれています。また、今後、国民文化祭や全国障害者芸術・文化祭、国民スポーツ大会や全国障害者スポーツ大会などの全国規模のイベントを控えており、恵まれたスポーツ環境、神話や伝統文化、豊かな自然や食などの本県の魅力を国内外に発信する絶好の機会を迎えています。

このため、本県の多彩な魅力を更に磨き上げるとともに積極的に発信し、この機会に外国人を含む多くの方々に本県を訪れていただき、観光を通じた交流の拡大や地域活性化につなげていく必要があります。さらには、県民自身が本県の観光・スポーツ・文化資源の価値への理解を深め、また、自ら親しみ発信し、交流人口や関係人口の拡大を目指す必要があります。

取組方針

○マーケティングに基づく戦略的な観光施策に取り組み、多様化する旅行ニーズも踏まえながら、地域資源を生かした商品開発等による魅力ある観光地づくりを進めるとともに、プロモーションの強化と受入環境の整備も図りながら、国内外からの年間を通じた誘客促進に取り組みます。

○合宿等の受入体制の充実やスポーツによる誘客などを通じて、スポーツランドみやざきの更なるブランド力向上を図るとともに、“1130”県民運動の推進、国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会に向けた開催準備やアスリートの競技力向上などを通じて、県民のスポーツ活動・交流の促進を図ります。

○世界農業遺産やユネスコエコパークといった世界ブランド等の情報発信、歴史や伝統文化などの文化資源の保存・継承と活用等を通じて、観光・交流の拡大や地域活性化を図るとともに、文化施設の機能強化やアウトリーチ活動の展開、国文祭・芸文祭の開催などを通じて、県民の文化活動・交流の促進を図ります。

(4)生涯健康・活躍社会

現状と課題

平均寿命の延伸に伴い、人生100年時代が到来しようとしており、社会で活躍できる期間が長くなることが期待される一方、本県では、医療や福祉、介護ニーズが増大、多様化する中で、その担い手不足も懸念されているところです。加えて、生活スタイルや食生活の変化に伴う生活習慣病等の増加はもとより、単身世帯やひとり親世帯の増加、人間関係の希薄化などによる貧困や孤立等から、心身の健康の維持が困難となることが懸念されています。また、本格的な少子高齢化・人口減少が進む中で、今後も地域社会を維持していくためには、多様な個性や価値観が認められ、生涯にわたってその能力を生かすことができる環境を整えていく必要があります。

今後も人生を豊かで充実したものとするためには、年齢を重ねても健やかに安心して生活を送ることができる地域づくりとともに、県民一人ひとりの個性が尊重され、誰もが活躍し続けられる社会を構築していくことが不可欠となっています。

取組方針

○地域における福祉・医療に関わる人財の育成・確保を図るとともに、地域包括ケアシステムの構築など地域や関係機関が一体となったサービス提供体制の充実を図ります。また、健康寿命日本一を実現するため、若い世代からの自主的な健康づくりの促進や働く世代に向けた健康経営の推進等に取り組みます。

○関係機関や民間団体等とのネットワークを活用し、貧困や孤立等の状況に置かれた人を支援するとともに、障がい者の自立や社会参加を促進します。また、施設のバリアフリー化、犯罪や交通事故の発生抑制、消費者保護などに取り組み、安全で安心して暮らせる社会づくりを進めます。

○女性や高齢者の活躍促進、障がいの有無や国籍等に対する差別・偏見の解消等を図るとともに、生涯学習の機会充実、外国人財の受入れ拡大や共生に向けた環境整備などを通じて、個性が尊重され、誰もが活躍できる多様性を持った社会づくりを進めます。

このプロジェクトをシェア!

プロジェクトを探す

CONTACT

お問い合わせ
  • 支援集めのご相談

    自治体・企業・団体様からの
    プロジェクト掲載等の
    お問い合わせはこちらからご連絡ください。

  • お問い合わせ

    当サービスに関するお問い合わせは
    こちらからご連絡ください。