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椎葉村まち・ひと・しごと創生推進計画

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概要

このプロジェクトは内閣府のこちらのページをもとに作成しているため、プロジェクトの詳細内容が更新されている内容と異なる場合がございます。自治体のご担当者の方で情報更新等ございましたらこちらのフォームよりご連絡ください
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地域再生計画の目標

【地域の現状と課題】

椎葉村は、宮崎県の北西、九州山脈の中央部に位置し、総面積537.35㎢と広大で、その96%を森林が占めており、地形は峻険な九州山脈に抱かれ傾斜地が多く、集落はその山間に点在している自然豊かな中山間の村である。このような、山間地という条件不利地域である一方、豊富な自然環境や古くから伝承されている民俗芸能が多く残されており、人を惹きつける魅了を有している。しかしながら、昭和40年に約9,000人いた人口は、令和3年1月1日現在2,492人まで減少している。国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、2030年には1,991人、2060年には999人に減少すると推計されている。また、令和3年1月1日現在、65歳以上人口が1,148人となり、生産年齢人口を3人上回ったことから、児童数減少による教育環境への不安がより一層の子育て世代の人口減少に拍車がかかると懸念される。自然動態をみると、椎葉村の出生数は減少の一途を辿っており、少子化が進んでいる。しかし、平成20年以降の出生数は平均的になっており、合計特殊出生率は回復傾向にあり2020年時点には1.913となっている。一方、死亡数は人口減少にありながら高齢化により横ばいの状況となっており、2020年には40人の自然減となっている。

社会動態をみると、椎葉村に高校がない事から社会減については、15歳から19歳の世代の転出超過が大きな割合を占めており、2020年には24人の転出超過となっている。全体をみると、2020年には64人の社会減となっている。人口減少により生じる影響については、以下の事が想定される。

1.児童数の減少による影響

児童数が減ることにより、学校の統廃合が迫られたり、部活などのスポーツや様々な学習面、また多様な人材育成においても影響が生じることが予想される。学習環境面が衰退すると、子育て世代の流出も懸念され、人口減少に拍車がかかる事も予想される。

2.生産年齢の減少による影響

生産年齢人口が減ることにより、農林産業などをはじめとして、産業全般において就業者が減り、経済活動が縮小する事となる。これにより、税収減少など財政面への影響も生じ、公共施設や社会資本の維持・更新や新たなインフラ整備等の停滞が懸念されている。また、農地や山林などの財産管理も困難となり、村土の荒廃が懸念される。さらに、集落の様々な維持活動や自治組織としての運営も困難となるといった事や、労働人口減少による福祉サービスへの影響、小売店の減少による買い物弱者の増加なども懸念されている。

このような状況から「村を維持し続ける」にしても、人口減少をどの程度抑えて、早期に現状と同じ程度の年間出生数20人程度を保てる人口構成を為し得るかが非常に重要となっており、Uターン者並びにIターン者の増加は喫緊の課題となっている。

こういった状況の中、村全体で人を求めているが、それを呼び込むノウハウや時間的余裕がない現状である。一方、都市部には地域との関わりを持ち、地域を守る活動を行いたいと考える人や、コロナ禍で地方への移住を考える人が増えているが、本村の受け入れ体制及び移住しやすい環境づくりが充実しておらず、ソフト並びにハードの両面の整備が必要であると考える。

【基本目標】

これらの課題に対応するために、次の基本目標を掲げ、村民の人口増に繋げる。また、移住を促進するとともに、安定した雇用の創出や地域を守り活性化する村づくり等を通じて、社会減に歯止めをかける。

・基本目標1村民が「いきいきと働けるむら」を創る

・基本目標2世界中との「つながり・新しい人の流れ」を創る

・基本目標3子どもたちが「健やかで笑顔あふれるむら」を創る

・基本目標4時代に合った「住み続けたいむら」を創る

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